足・ふくらはぎ
アキレス腱断裂
症状
アキレス腱断裂を起こすと、「バツン」というような耳で聞き取れる程度の音が発生します。アキレス腱が断裂した後のくるぶしには凹みが見られ、指先で押すと沈むようになってしまいます。アキレス腱が断裂した後の足は他の腱の働きで足先を足首側に曲げることは出来るものの、爪先立ちをすることが出来なくなります。痛みは断裂した瞬間と、腱のあった部位を触った時などに強く起こります。
原因
アキレス腱は、ふくらはぎから踵に掛けて存在している腱で足首から先を動かす役目を持っています。足は、歩行の際に最初に地面に接する部位である為繊細な 重心制御を行う役目を持っています。この足の機能に大きく関わっているアキレス腱が急激な伸縮を行うなどして強い力が掛かることによって、断裂するのがアキレス腱断裂なのです。スポーツは特に急激な動作を必要とする場面が多く、発症する可能性が日常生活よりも高いと言えます。
こむら返り
症状
こむら返りが起こると、足の筋肉は強い痙攣を起こし強い痛みを引き起こします。この時、足の筋肉は収縮した状態を維持しているため歩くことも立っているこ ともままならない状態になっているのです。そのため、水泳中にこむら返りが起こると泳ぎ続けることが出来なくなってしまうのです。こむら返りの痛みは非常 に強く、多量の発汗やめまいを伴うこともしばしばです。また、こむら返りは片足だけでなく両足同時に起こることがあり、痛みが二倍になってしまうので注意が必要といえます。
原因
体を動かすためには筋肉の伸び縮みを調節する必要があります。筋肉の調節は脳からの信号が脊髄の中枢神経を通って筋肉に伝わり、実際に起きた筋肉の収縮が 同じルートを遡って脳へ戻って伝わります。次の動きも同じ事の繰り返しで、これが何回も行われてバランスの取れた動きが可能になっています。こむら返りは この一連のやり取りの中で異常が起きて、筋肉が収縮したままの状態になってしまうのです。
この異常が起こる理由として考えられるのが、ナトリウムやカルシウムといった電解質のバランスが崩れることです。激しく汗をかいたり水分を大量に摂りすぎたりすることで、血液中の電解質のバランスが崩れます。筋肉の調節に電解質は必要不可欠なので、電解質のバランスが崩れると筋肉の調節がおかしくなってしまうというわけです。
ふくらはぎの痛み
関連するスポーツ障害
ふくらはぎに痛みが起こるスポーツ障害は、筋肉が関連する障害である場合がほとんどです。最も身近なものとしては、ふくらはぎの筋肉が痙攣して起こるこむ ら返りが挙げられます。それ以外では、筋肉の部分断裂が原因となる肉離れや完全に筋肉が断裂する筋断裂があります。また、腰の痛みが原因となってふくらはぎの痛みが発生する場合もあり、椎間板ヘルニアなどの腰の障害も疑う必要があるようです。
痛みを診察する必要性
もしもふくらはぎに痛みを感じるようなことがあったなら、病院で診察を受けて原因を特定しておくべきであると言えます。しかし、病院に行きたがらない人も 少なくないのもまた事実です。しかしプロスポーツ選手でなくても、スポーツ障害は大きな問題になりうるものです。足のスポーツ障害ならばまだしも、腰の障害であった場合は日常生活に及ぼす影響は比べ物にならないほど大きなものになります。そのため、ふくらはぎに痛みを感じたならば早急にスポーツドクターの診察を受けるなどの対処をするべきなのです。






